CONCEPT作品について

ペコロスの母に会いに行く

認知症介護で悩む世代の日常をユーモアに描いた作品です

認知症の両親を相談したいとお考えの方へ介護の日常をユーモアに描いた「ペコロスの母に会いに行く」をお届けしています。社会問題となっている介護疲れを描いた作品ではありますが、母と息子の家族愛をほのぼのと泣き笑いを織り交ぜながら描いています。
認知症の相談を考えている世代の方をリアルに描いた作品は、原作者の体験をもとにストーリーを作っています。2013年に公開された映画は数々の賞を受賞しており、2019年春にアニメ化がされていますので、ぜひご覧ください。

作品について

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それは、認知症の母と息子の
何気ない日常をユーモアたっぷりに
描いた物語。


原作は、長崎在住の漫画家・岡野雄一のエッセイ漫画
『ペコロスの母に会いに行く』。
深刻な社会問題として語られがちな介護や認知症。
でも、主人公のゆういちはこう言います。
“ボケるとも、悪か事ばかりじゃなかかもしれん”。
そんな自身の体験をもとに描かれた認知症の母との何気ない日常が、多くの共感と感動を呼び、現在16万部を超えるベストセラーに。映画やドラマ、舞台など、多くの作品が作られてきました。

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豪華制作スタッフが手を組んだ、
楽しくも懐かしいアニメーション制作中!

総監督は、映画「ペコロスの母に会いに行く」で脚本を担当した 阿久根 知昭。
彼の得意とする泣き笑いの家族の日常と昭和風情あふれる長崎の町並みが重なり、アニメの魅力を一層引き立てています。
アニメーション担当・監督には、こちらもユーモアあふれる作品を次々と生み出し、アニメ・CMなどで大活躍中の青池良輔。

二人の実力派が生み出す、ほのぼのとした、素敵な作品がここに誕生します。

総監督/アニメーション監督/原作者

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総監督 阿久根 知昭

ライトスタッフギルド 代表
WRITE STAFF株式会社 代表
脚本家・演出家

 

1966年東京生まれ。福岡県春日市で育ち現在も在住。
描いた漫画が「ちばてつや賞」準優秀新人賞を受賞し、漫画家、エッセイストとして活躍。
1994年映画の企画に関わって以来、脚本も手掛け、劇曲・舞台演出、ラジオドラマ作・演出を中心に活躍。第46回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞受賞「聞こえない声~有罪と無罪~」など受賞歴も多数あり。
2011年 作家集団「WRITE STAFF GUILD(ライトスタッフギルド)」を立ち上げ、その管理会社として2012年WRITE STAFF株式会社を設立。
面白い作品作りの場を作り、広げていくことに力を注いでいる。映像・舞台・ラジオと各分野でのドラマ演出を手掛ける。2013年公開映画「ペコロスの母に会いに行く」の脚本を手掛け、本格的に映画へ進出。2015年公開映画「はなちゃんのみそ汁」では初監督も務めた。
演出・監修を務めるRKBラジオ 連続ラジオドラマ「家族びより~シアワセの高取家~」は、3年目に突入し、現在放送中。

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アニメーション・監督 青池 良輔

株式会社フィーバークリエイションズ 代表
クリエイティブディレクター

 

山口県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。
カナダ•モントリオールの映画制作会社で劇場用長編映画制作にアシスタントプロデューサーとして関わりながら、グラフィックデザイナー、美術監督を兼業。WEBアニメーション「CATMAN」でクリエイターとしてデビュー後、2007年カナダにてaoike.ca Inc.を設立。
15年の海外生活の後、2010年に福岡に転居し映像企画、アニメーション制作を行う。 2018年株式会社Fever Creations設立。
ハードボイルドからゆるいギャグモノまで幅広い作風を持ち、アニメーションから実写まで柔軟なスタイルで1500本以上のコンテンツ制作を行う。
オリジナルアニメーション「CATMAN」はイタリアをはじめ世界各国で放映。またショートアニメーションシリーズ「PERESTOROIKA」は、オタワ国際アニメーションフェスティバル(2回)、アヌシー国際アニメーションフェスティバル、ザグレブ国際アニメーションフェスティバルなど、多くのアニメーション映画祭で入選。最近作「海尔兄弟宇宙大冒险」では、中国の国民的IPのリブート作品に、シリーズ構成、監督として参加する。
Adobe MAX、オタワ国際アニメーションフェスティバルプロデューサーズミーティングのパネリストなど、セミナー、講演に参加。

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原作者 岡野 雄一

1950年長崎市生まれ。20歳で上京、出版社に勤務し漫画雑誌編集。40歳で長崎に戻る。長崎ではタウン誌の編集長などを経て、フリーライターに。認知症を発症した母の事を描いた漫画をまとめた自費出版本がfacebookや口コミで話題が広がり。単行本『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞社)出版。第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。この漫画を原作とした映画『ペコロスの母に会いに行く』は、第87回キネマ旬報ベスト・テン一位受賞。現在、西日本新聞と「週刊朝日」(朝日新聞出版)他に連載中。2014年母光江死去。91歳。老衰。長崎在住。